ロッキン、Fenderコロナ工場に初潜入。
2012年3月、フェンダーカスタムショップ・プロダクトスペシャリスト・オーダーツアーへ参加させていただきました。Fenderカスタムショップのマスタービルダーたちのとのセッションやファクトリーツアー、完成品の選定の他に、新設されたビジターセンターへも訪問することができました。

まずはカスタムショップ内、マスタービルダーたちのブースを訪れました。各ブースでは忙しくギター製作を続ける中、ビルダーの一人一人が丁寧にセッションしてくれました。私たちギターを取り扱う楽器店の人間としては、スター的な存在のビルダーたちとの対面に、ロッキンスタッフはがちがちに緊張して 各ブースへ向かうのでした。
■マスタービルダーたちと各ブースにて。

kenシグネイチャーモデルの Masterbuiltは彼が製作します。


初日の夕食ではいきなり彼が隣で緊張しました。


木工技術の魔術師は ブルーのジャズマスターと。

シェリルクロウ本人のギターを 再現したカスタムテレとパチリ。

2Fのグレッチ・カスタムショップにて。 アーチトップ職人の彼はグレッチの 製作でも大忙しです。

2010年にマスタービルダーへ昇格した 新進気鋭のビルダー。 ニュープロジェクトも進行中です!

彼の他全員のビルダーから、ストラトの ピックガードにサインをいただきました。

ECモデル、JBモデルの制作で 超人気ビルダーのトッドクラウス。

エヴァンゲリオンのギター製作で ギターファン以外にも名を知らしめた ルネッサンスギター職人。

Fender Visitor Centerにて完成品、選定。








今回選定分のギターたちは4月末頃にロッキン名古屋栄店へと入荷予定です。入荷次第ご案内いたしますのでお楽しみに!!
現地選定、スペックピース!
TBC 1960 Stratocaster Closet Classic Desert Sand

Fender Custom Shopの数あるラインナップの中でも中核をなす 「1960 Stratocaster」を元に、モダンな演奏性とカスタムカラー で仕上げたワンオフのTeam Built Customです。ヴィンテージスタ イルの弱点であるハイフレットでのチョーキング時の音詰まりを防ぐ 9.5インチの緩やかな指板Rと、軽いタッチで押弦出来るミディア ムジャンボフレット、ジャンルを選ばずに幅広く使われるギターだ からこそ現代のニーズに合ったスペックを採用しています。 Fenderでは50年代から採用されていますが現在では採用される事の 少ないレアな「デザートサンド」カラーに、ヴィンテージギターを 未使用のまま現在までストックされた際に起こり得るであろう経年 変化を再現したCloset Classic 仕様で仕上げられており、ベー ジュ系の落ち着いたカラーリングと適度なレリック感が落ち着いた 良い雰囲気を出しています。 古き良きFenderのルックスと現代的な演奏性、立ち上がりが鋭く艶 の有るストラトサウンドを合わせ持った素敵な1本です。
TBC 1965 Stratocaster N.O.S. Lake Placid Blue
ラウンドボードのローズウッド指板、グリップ感が良くファットな 65スタイルのCシェイプメイプルネック、64年~68年の短い期間の みに採用された「金文字に黒い縁取り」のトランジションロゴ、ク レイではなくパールのドットポジションマーク、半世紀以上のスト ラトキャスターの永い歴史の中で「過渡期」と呼ばれる時期を忠実 に再現しつつ、緩やかな9.5インチRの指板とJim Dunlopの6105フ レットを使用し、演奏性に関わる重要な部分は現代のニーズを取り 入れたまさに「温故知新」のTeam Build Custom!ヴィンテージギ ターのような質感のCloset ClassicやRelicがでは味わえない美し い艶と弾き込む事で自分のギターとしての育てる楽しみも味わえる N.O.Sフィニッシュを採用した1本物のギターです。
カスタムオーダー、今後のFender Custom Shop製品の取り扱いについて
今回のフェンダーツアーにて、いくつかのカスタムオーダーモデルの企画が進行中です。詳細につきましては順次お知らせさせていただきます。 2012年、ロッキンでは名古屋地区でも幅広いラインナップでフェンダーカスタムショップ製品をご覧いただけるように展開予定です。 カタログラインナップをはじめ、チームビルトシリーズ(TBC)、マスタービルトシリーズ(MBS)に関しましても、地元のお客様に高いレベルで 満足していただける様な店舗づくりをしていきます!地元のフェンダーファンの皆様、今後のロッキンに乞うご期待!!